メール環境を安全にしよう

パスワードはメモして財布の中に

大昔、といってもコンピュータが使われだした頃ですが、ログインパスワードは定期的に変更するように指導されていました。

ずいぶん長いことそうされてきましたが、最近では「パスワードは定期的に変更しなくていい」とされています。
なぜならパスワードの変更を強要することで、多くの人が同じパスワードを使いまわすようになってしまったからです。

ですので最近は「パスワードは定期的に変更しなくていい。そのかわりログイン先ごとにパスワードを変え、長くて安全な(複雑な)ものにしておく」ということが推奨されています。

憶えられないならメモしておく

そんな長くて複雑なパスワードは暗記できませんよね。だからメモしておくのはOKです。
「財布を落としたらバレちゃうでしょ?」という疑問をもたれた方もいらっしゃるでしょうが、メモを見られたくらいではパスワードが破られないアイディアがあるんです。

メモにするのはキーワードだけ!

まず基本のパスワードはがんばって覚えましょう。
そしてメモにはログイン先ごとのキーワードだけを残しておき、たとえば基本パスワードの4文字目と5文字目の間にキーワードを挿入するというルールにしておきます。
そうすればメモ自体は見られてもパスワード全体を見破られる心配はありません。安全のため、パスワードはアルファベット大文字・小文字・数字・記号を混在させておきましょうね。

あくまでも一例ですが、セキュリティの常識も日々変わっていきます。情報セキュリティに関してもぜひワン・エックスにご相談ください。