ネーミングが決まったら、ロゴマーク・ロゴタイプを作ろう【デザイン制作】

2020.9. 1

ロゴマークは企業の「顔」です!

「ロゴマーク」とは、『企業やブランドのイメージを印象づけるように、ロゴタイプやマークを組み合わせて図案化したもの』と大辞林にあります(ロゴタイプ=文字を図案化したもの)。

今回のOne-X通信は、ぱっと見て企業や商品、サービスがすぐに連想される、まさに企業やブランドの「顔」であり「象徴」でもある「ロゴマーク」についてです!ちなみに「ロゴマーク」という言葉、実は和製英語なんですよ。知ってました?

世界的に有名なロゴのご紹介

  • アップル:
    コンピューターの冷たく高圧的なイメージを払拭したいという思いを込めた。リンゴとわかるよう、あえてかじられたデザインに。
  • アマゾン:
    ニコッと笑った矢印=顧客満足度を表す。矢印の向きは「a」から「z」、つまりすべての商品が揃っていることを意味している。
  • アディダス:
    企業のアイデンティティである3本線を山に見立て、「未来に向けての達成すべき新たな挑戦」を表している。

参考:ロゴマークはルールを守って使いましょう

ロゴマーク・ロゴタイプには企業やサービスのアイデンティティがぎゅっと詰め込まれています。例えば色を勝手に変えるなど、使用するときに思い思いのアレンジをしては、本来伝えたいイメージを伝えることができません。提示された取り扱いマニュアルに沿って、正しく使うことが大切です。

ロゴマークの役目と効果的な使い方とは

ロゴマークには、企業やブランドのアイデンティティを表現し、相手に伝える大切な役目があります。ブランディングや他社との差別化や認知度のアップ、社員意識の向上にも役立ちます。

心理学では、同じものを何度も見ると好印象を持つ(ザイオンス効果)と言われています。ロゴマークも商品・サービス、ホームページ、パンフレット、パッケージ、看板、SNS用のアイコン、名刺など、露出を多く重層的に使うことで、より効果がアップします。

無料や安価のロゴサービスとどう違う?

今や、無料や安い金額でロゴマークを作ってくれるサービスがたくさんあります。とりあえずそれでいいのでは?と思う方もいるかもしれません。

しかし、企業の理念やビジョン、商品やサービスのコンセプトをぎゅーっと詰めこむというロゴマーク本来の役目を考えると「なんとなくかっこいい(かわいい)からこれでいいや」では作る意味がありません。