社員教育にITパスポートを有効活用しましょう!

一般企業にもITパスポートは必須

ITパスポートとは情報処理技術者に関する最も基礎的な資格ですが、実のところIT分野以外の会社でも役に立つ有用な資格です。
なぜならITパスポートは職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を網羅したものなので、会社の実務や経営戦略・財務会計など社会人として必須の知識が身につくからです。
働き方改革やDXなどが声高に叫ばれる現在では、いかに社内のITリテラシーを向上させるかは重要な課題です。そのためにITパスポート取得に向けた学習はたいへん有効です。経営者や管理職の方もひと通り目を通しておくべき内容だと思います。

ITパスポートの学習内容は3分野

ITパスポートの出題範囲は3つの分野に分けられています。

ストラテジ系

企業が必要とする法務や経営戦略およびシステム戦略についての基礎的な知識を学習します。

マネジメント系

システム開発の手法のほか、プロジェクト管理の方法、サービスマネジメントなど、一般企業でも役立つ知識を学ぶことができます。

テクノロジ系

おそらくITパスポートに関してイメージする分野がテクノロジ系でしょう。コンピュータのソフトウェアやハードウェア、ネットワークの基本的な構成のほか、セキュリティに関する知識が身につきます。

学習にユーキャンを使ってみた

新人教育の一環としてITパスポート取得を推進するうえで、今年はユーキャンのITパスポート合格対策講座を使ってみました。

ワン・エックスでは新人教育にe-ラーニングを活用しているのですが、ITパスポートには適当な講座がみつかりませんでした。ところがユーキャンの講座は毎年変わる試験範囲に対応したテキストが用意されていますし、学習計画の立て方や試験の申し込みの仕方などガイダンスとしても優れていました。費用が税込26,000円とリーズナブルなのも魅力でした。ユーキャン、侮りがたし!

「考える」には前提知識がいる

今後、少子高齢化が進めば人材不足はいっそう深刻な問題になってくるでしょう。その時のために社内にITの基礎的な知識を学んだ人材を育てておくことは大切なミッションとなります。

社内のIT化や働き方改革を検討するにあたり、考えるための材料(前提知識)がなければ何も始まりません。 ITパスポートはIT関連企業向けではなく、むしろ一般企業における社員教育にとても有効であるといえるでしょう。
貴社のIT人材が育つまでは、どんなことでもワン・エックスにご相談ください。